まんまるほっぺ こども食堂2021年7月22日を振り返って

2021年7月22日第3階目の「まんまるほっぺ こども食堂」無事終了しました。

一人ひとりに渡しましたがこれ1人前じゃないです、家族みんなで食べてもらいたいからたくさん盛り込んでいます

 

フードバンク、農家さん、家庭菜園、肉業者さん、鶏肉輸入業者さん、桃農家さん、英会話教室の生徒さん、パン屋さん、近くの家庭の台所、さまざまな人の手から手にバトンタッチして届きました。

無農薬で栽培した野菜です、この小さなきゅうりの美味しいこと、彼は前回小さな玉ねぎをいただきました

違い農家さんは小田原の上府中の大きな大きな玉ねぎ、これがまた甘くてみずみずしかった!生食どころかカブりつける玉ねぎでした

 

 

豚まんの具も手作りです、フードバンクからいただいた有名ラーメン屋さんのチャーシューの木端と肉屋さんに甘えて注文した粗挽きの豚ミンチ

 

 

そこからまた下処理→調理→仕上げまでをまた人の手から手がかかり子供達の家庭に届き、

20キロの桃とか数キロの鶏肉はとてもありがたいけど、家庭の台所の中にある缶詰一個カップラーメンや大事に使っている塩など子供たちにと思いを込めて届けてくれた食材やトイレットペーパーなどを寄付してくれる家庭の奥様や子供達にも涙が出てきます

1回目のお惣菜は35食、2回目は45食、3回目は50食をすべてお渡しできました、そしていただいた食材もほとんどをお渡しできました。

手作りマスクもたくさん

 

ビジネスではできないこともこのボランティア経済の中では可能なことが見えてきました。

りゅうくんメダルおめでとう!
おじさんもメダル取れるよう頑張ってるよ!

 

それは私が今まで40年かけて作り続けてきた料理は仕入れ調理提供まで全てがいくらかかっていくらで売っていくら利益が出るかでお弁当作るにも一人前作るには顧客の満足のためにいかに美味しく満足していただいてお金をもらうことばかり考えます。

一軒の店を作るのは時には3000万円以上かかることもあります、キャパがあるので授業員も10数人、食材も月に数100万円の経費をかぜぐために料理一皿にすべてをのせて利益を出さなくてはなりません、これはこれですごーくすごーく楽しい仕事です(私はプロですから)

 

しかしこの「まんまるほっぺ こども食堂」はボランティア経済で、
関わる人たちの手から手に渡るときの喜びと感謝の気持ちをバトンタッチのように届ける手段が食材だということです。

土がついている野菜を家庭の子供たちに何人の人の手がかかわっているのか

苦しんでいる親御さんや家の中で一歩も出ないで食事もろくに食べれてない子供たちにおいしい料理をいっぱい食べれて、またお母さんと一緒に弁当見ながらこれ美味しいね、このこの料理はどうやって作ってるんだろうねと会話が弾んで、一時でも家族幸せを味わってほしい、私はいつもそこを思いながら調理しています、幸せのための涙は疲れません