焼き菓子のラインナップが増えるのは理解ができるけど、なんでミートソース???
このミートソース若い女性にウケるかな?と思っていたら案外年配のお母様たち(おばあちゃん)も大好きなんですね。
なのであまり香辛料利かさないでお肉と野菜の味を大切にしました。
グリット の勇作シェフは料理人です。20歳から料理を初めて60歳過ぎまでひと時も料理の世界から外したことがないガチガチの料理人。イタリア料理、フランス料理、自然食料理、和食、居酒屋などを頑張ってきました。
当時はコピーは手軽ではなかったですね、カラーコピーなんていったらできてもうんと高かったような気がします。こんなメニューを数種類作ってオードブルからメインの魚や肉料理とデザートに分けてました
当時はスパゲティ屋「プチ」というお店を経営していて本場イタリアまで料理研修にもいったことがあるのです。
そのツアーは料理人だけのツアーで、ローマのホテルでイタリア料理研修を受けてナポリからヴェニスまで毎日料理だけを食べる食べ続けるツアーでした。幸いにも企画した会社はイタリア語辞書を製作してる会社でイタリアを隅から隅までよく知っていてツアーに参加している人たちもみんなイタリア料理ができるシェフクラスの人たちだったのでなんでも知ることができました。ミートソースもその時に出会った色々な人に教わったものです。なので美味しいのは確かで、グリット の隠れヒット商品なのです。
これはレストラン・タイユバンのだったと思います
すげぇ高かったけどサービスも良くて内装も素晴らしく、美味しかったのを覚えています
理由は簡単
部品の仕込みを丁寧にしているからなのです
⑴ 鶏ガラと野菜でブイヨンをとります
⑵ フォンドヴォートマトを二日かけて作ります
⑶ にんにく、玉ねぎ、牛ひき肉をおもいっきり炒めます(丁寧なところもあるんですよ)
⑷ 浮いてくるアクを丁寧に取り除きます
これを瓶に詰めてスチコンで加熱殺菌します
凄いでしょーーーこれをいっぺんに仕込んでいたら4日5日くらいかかります。
なので他の仕事をしながら1つ1つの部品を作っていって最後に一気に仕上げます
この焼き色ではまだまだ・・・香ばしく甘い匂いに包まれて「肉食いてぇ!!!」という感じになるまでじっくり焼きこむのです
これくらい焼いてから和風に筋煮込みを作ると美味しいんですが、ちょっと我慢してソースにします
フォン・ドゥ・ヴォーとはフォンは出汁、ヴォーは子牛で成牛はブフ、なのでこの写真は成牛なので本当はフォン・ドゥ・ブフイタリア料理ではスーゴ・デ・カルネといってここでも子牛で出汁をとってますね。子牛はアクが少ないのであまりとらなかったですが成牛だと丹念にアク取りしますオーブンでローストして焼き色をつけるのですが、この写真は半分ってところです。ゆっくりですがもっともっと綺麗に焼き色をつけます、この綺麗で香りの良い焼き色がのちのソースの骨格となるのです。
ひき肉を炒めるときも汁気を出さないように丹念に炒めていくのですが決して焦がさないこと。なので自分は銅鍋を使います。
一回に作れるのは20瓶程度です。沢山作れないので直ぐに売り切れでごめんなさい!
ソースは現在3種類です。パスタで食べると1瓶約3人分。ナスやズッキーニを炒めて加えても美味しいですよ♪