奥の部屋で風にあてて干しています
グリットの前の国道の信号から数分で海なのです
海の潮風はモノを干すのにちょうど良いのです
この国道の奥は「小田原かまぼこ通り」「旧小田原魚市場」「干物工場」が立ち並び
海風の恩恵をうけています
前にも書きましたがここまでに作るには10日以上かかりますね
これくらいの干し加減がいいですね
歯ごたえは硬くなくてしっとりしています
甘夏ピール、ゴールデンオレンジピール、レーズン、ドライクランベリー
これはゴールデンオレンジのマーマレードです
バターはニュージーランド産のグラスヘッドバターを湯前にして澄ましバターのみを使います
綺麗ですね、発酵バターで作るとこの時点でも軽い酸味と良い香りがします
この澄ましバターはグラスフェッドバターなので、その発酵香りはないのですが濃厚なバターの香りは多く、色もすごい黄色なのです、飼料にトウモロコシ系を与えていないのでこの香りなんでしょうね
以前はバターは北フランスの発酵バターが最高と思っていました、炒め物にもこの発酵バターを使うと香りが断然いいのです
牛肉をポワレしてる時もこの香りはたまりません
昨年からこのグラスヘッドバターを使い始めたのですが、良い意味で余計なトウモロコシベースの香りがなくて小麦粉や素材の味が表現できて嬉しく思っています。
発酵バターはこれだけで美味しくなってしまうんです
下に溜まったホエーはどうするの?
これはポンデケージョに使っています、ポンデケージョがより美味しくなります
今回ガトーショコラなのですがチョコレートは使っていません、柑橘系の風味や味を引き立てたいのでココアだけにしました
湘南小麦のチクゴイズミ、江別製粉の100%HOKKAIDO、アーモンドパウダー、ベーキングパウダー
オールインワン製法で卵白をメレンゲにしないのでベーキングパウダーを使っています
全卵を温めておくのは全てを合わせた時に温度を30度にしたいからなのです
こうすることでバターがセパレートしなくなるのです
練り過ぎてグルテンを出さないようにします
これも練り過ぎてセパレートさせないように軽く合わせます
ゴムベラにかえてピールを軽く軽く、ムラなく合わせていきます
熱いうちにシロップを染み込ませるとムラが出ません
シロップにはキルシュとグランマニエを入れてます
温かいうちにラップで包んで冷暗所で寝かせます
1週間くらいは美味しくたべれます