超流行のタピオカミルクティ、20年ほど前に流行したのはタピオカココナツミルクだったっけ?
その時にナタデココも流行したね、
よく作ったました、お客さんも大喜びで食べてました
その時のタピオカは白くて小さな球状で、
今流行りのはもっと大きな黒い玉です。
この大きな黒いタピオカも何年も前からありましたね、
その時もココナツミルクをもう少しトロトロにして黒いタピオカをのせてアイスクリームトッピングで出していました、当時は冷凍のタピオカを買ってゆっくり時間かけて茹でて使っていました。
メーカーにもよるのだろうけどそのタピオカはプニュプニュして美味しかったのだけど味は無かったです
今回作ったのは味のある生タピオカです、
これは軽くですが爽やかな甘みでプルプルおいしいです
本当は「タピオカの粉」じゃなくて「タピオカの原料の粉」なのです
タピオカの原料はキャッサバという芋の一種で原産地は南米なのです
タピオカドリンクは台湾発祥なんだろうけど、南米はキャッサバの産地で南米ではこのキャッサバの粉を使って団子のようなパンを焼いてたべているんですね、
グリットのポンデケージョは小麦粉も使っていますが90%以上はこのキャッサバのデンプンで作っています。
キャッサバだけで作る本場ブラジルののポンデケージョは非常にもちもちして美味しいのですが冷めるとちょっと硬くなるのです。
そこでグリットでは国産の小麦粉にアツアツの牛乳を加えて練りこみ小麦粉を糊化させてポンデケージョ作る時に練りこんでいるのです、こうすることで冷めても硬くならないで美味しいのです
(企業秘密なので口外しないでね、ここまで来るのに10年ちょいかかったのです)
ココアじゃなくて竹墨があるので入れてみたのですが、本当の真っ黒になって
ブラックタピオカができたのだけど、黒すぎて評判悪いのでココアかな?
よく溶かしておきます
ここであらかじめ溶かしておかないと溶けるまでフライパンで加熱すると水分が蒸発して目方が少なくなるのです
そうするとせっかくタピオカを計量しても水分が減ってるのでうまく玉が作れないのです
何故フライパンで?
今時のフライパンはテフロン加工なんです、
ボールで捏ねると周りにカスが残るのだけどテフロンフライパンは綺麗に剥がれるんですね
最高のボールです
せっかく作ったブラックタピオカなんだけど例の太いストローでも通らない!!!
メーカーさんにもっと太いのないの?と聞いたら、これ以上デカイタピオカがあったらお年寄りが喉詰まらせて死んじゃうかも・・・・・と言われた
じゃあスプーンですくって食べてもらおう!と言ったら
それじゃタピオカじゃなくて、小さな茹でポンデケージョじゃん!
と切り返された
甘めが美味しですね