フランス料理を作っているいる頃、本といえば料理書かバイクの雑誌がほとんどで明けても暮れても料理が生活の全てでした。
ある日、本屋さんで「菜根譚」という書物を見つけて買い求め、自宅でゆっくりと読むようになってから自分の人生が変わっていきました、考え方が変わったんだろうな
フランス料理にはまっていた頃は、材料をいかにいい状態で調理し提供できるか
いかに最高の食材を手に入れるか
高度な調理技術はどんなものか、なんなのか、駆使できるか
お客様は美味しいと笑顔になってくれるか
毎日研究、開発、勉強をしていました
そしてこの書物に出会ってからちょっと思考方向が代わり独立することになったのです
普通、独立ならフランス料理か地中海料理などのレストランかカフェなのですが、いきなり「お惣菜屋」で開業
店名を「菜こんたん」でお惣菜とお弁当を作り始めたのです
その頃に「あしがら農の会」もできました
その後有限会社「菜根淡」を設立することになり
おいなり屋さんの「大黒屋長右衛門」
居酒屋「月天」を開業
記事と写真は関係ないです
これは奥津君の釣った本マグロです!
美味しかったなぁ!
菜根譚(さいこんたん)は中国の古典のひとつ。中国明代末期のものです。
超訳菜根譚はとてもわかりやすく書いてあります
現代語訳もじっくりと読めます
たくさんの書籍も出ていまして、パラパラとめくった所を読むとぐさっと刺さる名言があるのです
この写真も文章とは関係ないです、すみません
これは千亀女の蔵元で木桶蒸留ですね
固い根っこもかんでいくうちに栄養となり力となる、人は逆境においてもじっくり力を出し切れば真の姿が見える、
苦楽を経験したからこそ「生きる力」が試されるのです
これも関係ないです、すみません
仮屋崎さんの作品です