先日ミルパワージャパンsに工場見学3回目に行ってきました。
いつ行っても綺麗な工場です
直径60センチの石臼で、これが6台並んでいます
ゆっくりと精麦したいとのことでい1分間に9回転が基本で、粗く精麦するときも1分間に12回転を超えることはないそうです
なので1時間に精麦できるのは2キロしかないそいうです
一番目の機械は原麦と石ころや枝や土を分ける機械です
二番目の機会は麦の外側の皮を数枚向きます(洗い作業ですね)、
(大きな工場ですとこの時点でわずかなんですが水をかけて洗い、乾燥させてキレイにするそうです)
当然ですが水をかけると風味や香りが抜けてしまうような気がしますね
この作業で外の皮を3枚ほど剥がしていきます、
小麦の外の皮は一枚ではなくて5枚ほどあり、
中の一枚を残して精麦すると香りや甘みが残るのです。
画像の真ん中の青い箱が見えますね、これが三番目の機会で異物混入を防ぐ優れもの機械です
中にカメラとエアーガンが入っていてで同じ麦でも状態の悪いものや変な形や製粉してはいけないようなものを選び一粒づつエアーで吹き飛ばして選別する機械です
菜こんたんの時に仕入れさせていただいてた「酒匂米屋」さんもこの機械がありましたね
米を研いで袋に入れる前にこの機械を通し最終チェックをするのです、異物をいち早く見つけてエアーガンでシュッシュっと弾いていました(もちろん機械がやってくれるのです)
大きいの6台と小さいの2台の8台を駆使して精麦しています
この小さい石臼は少ない製粉用に使っていると言ってました
それでもデカイと思いますが
ここが工場内部、真ん中に原麦が積んであります
写真では左側に3つの塔があり選別、洗い、ピーキングの作業機械
上の方にパイプがたくさん設置してあるのですが別に空気を冷やす機械があってそれぞれの塔に冷風をたくさん流して機械も麦も冷却し温度を上げない工夫がされているのです
カメラの後ろに巨大な石臼が6台並べてあり、右の隅に小さめの石臼が2台並んでいます
この部屋が全てで全部が温度と湿度が一定に保たれていることがすごいのです
あ!違った、これはフスマも入っていて違うお店のでした
自分のは普通の湘南小麦です
写真には写っていない左の左にあったものをいただいてきました
1ヶ月以内に使い切るので香りが生きています
グリットのシフォンを鼻押し当ててかいでみてください湘南小麦の確かな香りがしますよ・・・・
*注意 湘南小麦100%ではありません(その時はシフォンのラベルに湘南小麦100%って書いてありますが滅多に作りません)
100%じゃなかったらその他は?・・・・・全て国産小麦を使っています
先月まで神戸の増田製粉さんの国産小麦を使っていましただ来月から北海道産(江別製粉)の薄力粉にかわります