湘南小麦を使用した日替わりシフォンケーキが焼き上がりました

シフォンケーキラインナップ

グリットで作るシフォンケーキは全て国産小麦です

湘南小麦

北海道、愛知県、兵庫県、神奈川県を主に使っています。北海道は強力粉、準強力粉、薄力粉で「ハルユタカ」と「ゆめちから」「ハルヨコイ」そして神奈川県産は「湘南小麦」を使っています。パンを焼くときは北海道の強力粉に30パーセントくらいの湘南小麦を配合しながら使っています。シフォンケーキは兵庫県50%に湘南小麦50%を基本スタイルにして時には湘南小麦100%にすることもあります。

「湘南小麦」のこと

ミルワージャパンさんと店主

湘南小麦とは、神奈川県産の地粉です。こちらの写真は製造しているミルパワージャパンの工場内部です。伊勢原にあるパン屋さん「ムール アラ ムール」の本杉正和さん(写真左)の経営されているもう一つの会社がミルパワージャパンという製粉会社です。http://millpower-japan.com生産者の顔が見え、しっかり温度管理された工場、丁寧な製粉(石臼挽き)で熱を持たせないように、巨大な石臼が何台もあります、、徹底した温度管理のもとで原麦の表皮を剥くことから始まり2枚の表皮の残しアリューロン層を一緒に挽き香りと味を残す。美味しさの極限を表現しているのです。なんだかこだわりを感じますね。この一つの石臼で一時間に2キロしか製粉しない そんな小麦粉です。 麦畑でのイベントもありますので、興味のある方はこちらをご覧ください。麦踏み塾   http://mugifumi.com/

麦畑

麦畑1

実際に使ってみてわかった事

粉が粗いのがわかります。メッシュ50といいますから指で触ってみても粗さがわかります。香りが良いのかな?と期待していたところ、麦の香りはあまりしません。なぜでしょう?徹底した温度管理でラインを流し、巨大な石臼でゆっくりと精麦していくため、石臼での製粉段階で温度上昇が極端に少ないんです。ですから香りがないのです。ところが、水を加えて練りこんでいくと、すぐに小麦の香りが立ちあがってくる魔法のような小麦です。

「シフォン型」

シフォン型

シフォンケーキの型のサイズは17cm、20cm、23cmとだいたい3種類位あります。グリットでは一番大きな23cmの型で焼き上げます。このサイズで平均的に焼き上げるのは難しいのですが、やはり大きいケーキは迫力があり、このサイズが気に入っています。    店頭では12カットしたものを販売しています。

「試行錯誤」

レシピ帳

シフォンケーキは基本的には4つの素材で焼き上げます。小麦粉、砂糖、卵、油の4つ、バターケーキもスポンジケーキもクッキーも基本は同じです。味わいが違うのかはその配合のバランスと製作過程です、シフォンケーキは卵白のお菓子です。メレンゲの量と安定させる小麦粉のバランスで味わいやタッチが変わってきます。狙うところはどこなのか?柔らかさなのか、しっとり感なのか、モチモチ感なのかーーー作る前に一度ノートに書き込みします、前回はしっとり感が少なかったので今回はどこを増やして何を減らして作る工程のどこをどうアレンジするのか?そうして書きためていったノートが数冊になりました。

シフォンケーキ

柔らかさ、しっとり感、もちもち感グリットの特徴です。シンプルなケーキだからこそこだわりたい。「美味しくて、幸せ」と感じてほしい。そんな願いがいくつも込められたレシピ帳です。シフォンはシンプルなケーキだからこそ難しい。味は日替わりで。

シフォンケーキラインナップ

毎日5種類は必ずつくります。いつも楽しんでいただけるように味は日替わりです。人気が高いのは、アールグレイテイー・プレーン・チョコレート・チャイティー・りんご・キャラメルバナナ等。季節によっては小田原産の柑橘を使ったシフォンも好評です。こちらはまた次回ご紹介していきたいと思っています。店頭では12カットしたものを販売。お好きな味をお選びいただけます♪

ホールサイズはご予約できます

シフォンケーキホール予約と言うよりもオーダーシフォンケーキですね。型が三種類でフレーバーが数種類(最近作っているものならなんでもオーケー)白い紙型も用意しています