米粉のシフォンケーキ、配合の違いで焼いてみた

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前回のシフォンはこんな感じ

縮んだね

そして今回は米粉のシフォンの配合の違いでこんなに違う!

をやってみたいと思います

卵黄 4個

豆乳 80g

サラダ油 30g

米粉 80g

卵白 160g

グラニュー糖 66g

①米粉

卵黄 4個

豆乳 60g

サラダ油 80g

卵白 160g

グラニュー糖 66g

②米粉

①と②に言えることなんですが、卵白の量に対して粉が少ないのです。

メレンゲを立てて卵黄生地と合わせるのですが、焼きこむことで卵白の抱き込んだ気泡が膨れて大きくなったところに合わせてあった小麦粉や米粉が凝固して気泡を安定させるのがスポンジなのですが、この小麦粉が少ないとせっかく膨らんでも安定しないのでしぼんでしまうのです、米粉は小麦粉よりも抱き込んで固まるのがちょっと少ないのでよりしぼんでしまいます

あと、水分が多いと抱き込んだ気泡が水分で重すぎてしぼんでしまうこともあります

これが①の卵黄生地で

①生地

これが②の卵黄生地

②生地

冷ました時の感じ

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外してみました

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切ってみました

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比べてみました

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食べてみました

 

 

失敗です・・・・・・・?  どこが?

あまり変わりません、どちらもしっとりして美味しいです

美味しいから失敗です 😓

微妙なところを写真に撮って比較するとわかるかな?と思ったのですが・・・

ただし、これは17センチなので立っていますが、20センチ以上だときついんじゃないかな

食べて美味しいけれど腰がありません、②の方は油が多いのでしっとりしてるようですが米の味わいよりももっちりしっとりが前面に出てしまいました。

 

ただし、体裁がよくないですね、これは失敗部類に入ります

 

もっとふっくらしていて

焼いて膨らんだところが艶があって

型から抜いた時にプルンプルンとしていて

きおり分けた時にもプルンプルンなんだけどしっかり自立していて

一口食べるとシュワーーーーと音がして

柔らかいのだけどしっかりシコシコとかみごたえがあって

優しい甘みが口いっぱいに広がって

紅茶を一口飲むとこの甘みがさらりと消えていって

もう一口食べると小麦粉や米粉の風味が感じられて

食べ終わって紅茶を飲むと味わいが消えていく

でも、喉の奥に卵の風味と粉の香りが余韻として残っている

こんなシフォンであってほしいですね