本当の名前は「アリーオ・オリーオ・エ・ペペロンチーノ」と言ってにんにくとオリーブオイルと唐辛子と言うのです。なのでスパゲッティにするとスパゲッティ・アリーオ・オリーオ・エ・ペペロンチーノになるのですね、イタリア料理なのにポンデケージョにしてしまう日本人のずるさ?なんでも日本流ですね。
たこ焼きはたこが入ってるから「たこ焼き」な訳であってそのほかのが入っていたら「たこ焼き」なんて書かないでほしい!と日本人は怒るでしょうね、海外で焼き鳥と言って鳥じゃないことあるのだし、すき焼きと言って牛肉じゃなかったりとあるのでペペロンチーノのポンデケージョがあっても許してください。
ブラジルに滞在していた方やブラジルの方もたくさんグリット にいらっしゃいます。決まって言われるのがポンデケージョはこのプレーンだけでその他は違う!ってね。
そうなんですそうなんです、ごもっともなんです、これは私のアレンジ団子でございます、でもポンデケージョは美味しいですね!最高デスゥ!と言ってます。冷めても美味しいんですよ
1)刻んだにんにくをオリーブオイルでゆっくりと加熱していきます、早く火を入れてしまうと焦げ臭が強いし、きちっと火の入っていないにんにくがあるとへんに生臭いのです。
スパゲティ作るときも大事なのはこのにんにくの火入れの時です
たとえば、おうちでペペロンチーノをつくるときも下の画像でやめてしまうと生臭いですよ、もう少し火を入れてから唐辛子を加えますが、この唐辛子の辛いのは種の部分ですからあらかじめ種を取っておくことです
2)ニンニクが焦げるちょっと前に唐辛子を入れて加熱ーーニンニクと唐辛子が少し焦げてきたらジュワーーーーとパセリのみじん切りを入れてから白ワインを注いで少し煮詰めます。
料理にパセリが入っていたり添えられていることが多いですよね、これは単なる飾りじゃないのです、もちろん料理に欠かせない色彩はこのパセリの緑が大活躍していますね、でも味でもすごい活躍してるのがパセリなんです。
料理教室なんかでスパゲティーのレクチャーさせたらこのパセリの話が多いのです。
ちょっとスパゲッティ・アリーオ・オリーオ・エ・ペペロンチーノの話させてください
ハイ!フライパンにオリーブオイルを入れまーす、オイルが温まってきたら潰したニンニクを入れてゆっくりゆっくり火を入れていくんですよー、これくらいこれくらい、このにんにくの焦げた色が目印でこれ以上焦がすと焦げ臭いしこれ以下だと生臭いんですょ、続いて唐辛子をポン!!これも火を入れすぎると唐辛子のあの甘い香りがなくなって焦げ臭になってしまうんですねぇ、軽く火を強めにしてーーーーーーーここでパセリをジュワーーーー!!!そんで白ワインをバアーーンと入れすぎて火が出ないようにしてくださいねぇ、軽く煮込んでソースが出来上がり、パスタとあえてください、盛り付ける前にほんの少しの茹で汁を加えることですよ、こうするとパスタが固まらなくて食べる時もちゅるちゅるといくんですね、スパゲティーは奥が深いんです
となります。美味しそうでしょ!はいポンデケージョに戻ります
4)ポンデケージョはチーズパンなので、3種類のチーズ(パルメザンチーズ・グラナダチーズ・ゴーダチーズ)を使います。
1~4の材料と、タピオカ粉、小麦粉、牛乳、卵、追加のオリーブオイル、を合わせて練りこんでいきます。ポンデケージョは特殊なパンで天然酵母やイースト菌を使わないのです。
シュークリームの皮と同じ要領で生地に空気を練り込んで膨らませるのです、楽しいです
にんにくと唐辛子の辛口ポンデケージョのできあがり!一口ほおばると、そんなに辛くは感じないのですが、じわじわと唐辛子の辛さがお口の中に広がってきます。
オリーブオイルとにんにくの香りも良くて止まらない。パクパク食べられちゃいます。ワインやビールが欲しくなる、おつまみ系のポンデケージョです。